赤心堂病院

埼玉県川越市脇田本町25-19
049-242-1181

社会医療法人社団尚篤会 赤心堂病院

診療科・部門

栄養サポートチーム(NST)

Nutrition(栄養) Support(サポート) Team(チーム)の頭文字の略です。
当院のNSTは褥瘡対策委員会と合併し、院長直轄のNST褥瘡対策委員会として活動しています。

特徴

栄養療法は、全ての医療の基本となります。
NSTは、医師をはじめとする、管理栄養士、薬剤師、看護師、 臨床検査技師、理学療法士の各専門のスタッフ達がそれぞれの知識や技術を出し合い、
患者さんにとって より良い方法で栄養支援を行なっていくチームです。

☆☆NSTの役割は・・・

  •  栄養評価を行い、栄養管理が必要かを評価する
  •  適切な栄養管理が行われているかどうかをチェックする
  •  もっともふさわしい栄養管理法を提案する
  •  栄養管理上の疑問点に答える
  •  新しい知識や技術の紹介や啓発を行う
  •  栄養管理に伴う合併症の予防・早期発見・治療を提案する
  •  早期治療や社会復帰を助け、生活の質を向上させる  などです。

また、飲み込むことに障害がおきると、食物を摂ることが困難になるため、
食事の量が不足し、脱水症や低栄養が発生したり、誤嚥による窒息や肺炎などによって、身体に問題を引き起こすこともあります。
NSTでは多職種で摂食嚥下に問題のある患者につき介入し、嚥下しやすい姿勢や食事形態の調整、
自助具などの提案など行い、各病棟での摂食機能療法をすすめています。

主な活動・取り組み

NST回診 毎週1回、行っています。

回診は、全診療科を対象としており、抽出型・依頼型の両面から対象者を決定します。(スクリーニング)
病棟看護師が電子カルテに入力した栄養管理計画書より、低栄養、褥瘡保有、誤嚥、喫食量5割以下、
経腸栄養患者などを抽出し、また、電子カルテより血清Alb3.0g/dl以下を集計し、NST回診対象者を決定しています(抽出型)。
また、主治医・リンク看護師から、栄養障害、栄養障害を予想される方につき依頼をうけ(依頼型)
回診では、栄養療法につき提案を行います。
検討内容は患者・ご家族様にもお渡ししています。また、栄養管理情報提供書を作成し、転院先でも
継続した栄養管理がおこなわるように情報提供を行なっています。

カンファレンス

症例につき、カンファレンスを行なっております。
病態の理解・診療方針、各職種の取り組みなど情報共有し、NSTメンバーとしてより良いアプローチ方法を検討します。

カンファレンス

NEWS

栄養療法・褥瘡に関する知識の統一と啓蒙活動の一環として、年4~6回、NEWSを発行しています。

NEWS1 NEWS2 NEWS3 NEWS4
NEWS5 NEWS6 NEWS7 NEWS8

勉強会

院内職員向けに勉強会を行っています
今年度
・DESIGN-R2020
・コーチング
・高齢者の栄養管理
・認知症患者の栄養管理~疾患ごとの特徴と食べさせケアに配慮して~
・嚥下を含めた食事の姿勢
・リハビリテーション栄養ミニレクチャー。


実績

年間490~520件


スタッフ

日本臨床栄養代謝学会認定 NST専門療法士

   管理栄養士1名 薬剤師1名

専任資格取得者

   医師2名 薬剤師1名 看護師6名 管理栄養士2名
   日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士1名 静脈経腸栄養(TNT-D)管理栄養士1名

皮膚・排泄ケア特定認定看護師1名

看護師、理学療法士、臨床検査技師、総務課、医事課と幅広い職種で構成しています。

JSPEN会員4名

NST稼動施設認定

  平成18年2月 JSPEN 日本臨床栄養代謝学会 NST稼動施設認定取得

院外活動

川越地区NST勉強会

お問い合わせ

部署名:栄養管理科 NST事務局

TEL:049-243-9519(直)

e-mail:nst@sekishindo.or.jp

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