診療科・部門
臨床工学科
特徴
当科の業務内容は、機器管理業務を初めとしてカテーテル検査室業務、血液浄化業務、手術室業務、ペースメーカー業務(遠隔モニタリングを含む)超音波検査業務、と多岐にわたります。
現在スタッフは6名(男性4名、女性2名)で、各スタッフが得意とする分野の認定資格を取得し、日々業務にあたっています。
業務内容
機器管理業務
院内で使用する医療機器は治療上または生命を維持する上で重要となっています。これらの機器を定期的に点検することにより安全に使用できるように努めています。
また、院内スタッフ向けに各機器の情報提供や勉強会を開催し、安全に使用するための環境を整えています。
当科が管理する主な医療機器
生体情報管理モニタ34台、AED 7台、除細動器7台、輸液ポンプ43台、シリンジポンプ30台、 人工呼吸器6台、ネーザルハイフロー2台、インスピロン4台、 麻酔器5台、電気メス13台、閉鎖式保育器4台 etc...
点検・修理実績(2020年度)
点検:6897件 修理:91件
カテーテル検査室業務
カテーテル検査室では冠動脈治療やペースメーカー植込みを行っており、医師や看護師、放射線科と連携して治療にあたっています
実績(2020年度)
CAG:32件/PCI:102件/EVT:26件/PMI:10件
血液浄化業務
個人用水処理装置1台と個人用透析監視装置が2台あり、治療目的に入院した透析患者を受け入れています。そのほかにもエンドトキシン吸着や腹水濾過濃縮などの特殊透析も行っています。
実績(2020年度)
透析:116件/エンドトキシン吸着:0件/腹水濾過濃縮:0件
超音波検査業務
透医師が患者留置する管に関しての業務のサポート。
また、関連施設である上福岡腎クリニックにおいてもシャントや心臓、頚部のエコー検査や心電図検査、ABI検査も行っています。
実績(2020年度)
上福岡腎クリニックエコー:121件
ペースメーカー業務
心機能を補助するペースメーカ植え込み術の清潔やサポート機器設定などの実施。植え込んだ患者は、当クリニックのペースメーカー外来でペースメーカーチェックを行っています。手術時の、ペースメーカー作動監視、毎月1回の遠隔モニタリング等です。
実績(2020年度)
ペースメーカーチェック:165件 遠隔モニタリング登録患者数:21名
手術室業務
手術室では主に、内視鏡を使用する手術に立ち会い、機器の設定や点検を行っています。また、使用中の機器に不具合が発生した際にも対応にあたっています。
スタッフ
男性|4名 / 女性|2名 / 合計常勤|6名(2021年6月現在)
お問い合わせ
部署名|臨床工学科
e-mail|rinsyoukougakuka@sekishindo.or.jp