診療科・部門
化学療法室
外来化学療法室では、抗がん剤・生物学的製剤の点滴投与を行っております。
安心・安全に治療を受けられるよう、化学療法委員会で審査・承認されたレジメン(投与する薬剤の種類や量、順序、期間などの治療計画書)のみを使用しております。
また、使用する薬剤の特徴や副作用の情報提供、患者様の環境や生活を考慮した副作用への対処方法をご提案させていただいております。
現在はリクライニングチェア4床を月曜日から土曜日まで稼働しております。
患者様の治療期間中は副作用対策だけでなく日常生活におけるご相談などにも対応しております。
また、時間外の受診や急な入院に備え、スムーズに対応できるよう外来スタッフと情報を共有し、体制を整えております。
概要

リクライニングチェア4床を月曜日から土曜日まで稼働しております。
室内はプライバシーを確保するため、カーテンで仕切られています。
各ベッドにはテレビがあり、TV、DVD、音楽などを楽しみながら治療を受けられます。
また、飲食も可能です。
化学療法室には脱毛など副作用の対処方法についての各種パンフレットやサンプルをご用意しております。
予約時間に点滴を始められるように努めておりますが、混雑時にはお待たせする場合がございます。
何かございましたらお声掛け下さい。
利用方法

医師が化学療法の指示を入力し、薬剤師が薬剤の過量投与などがないか確認します。
レジメンは化学療法委員会で審査・承認されたもののみを使用しております。
治療当日は医師が診察後に実施指示を出し、薬剤師と看護師が治療内容や投与量に変更がないか再確認しております。
クラスⅡの安全キャビネットを用いて、専任薬剤師が治療薬の調剤を行います。
使用する薬剤の種類により、順番が前後する場合がございます。
副作用かな?と思ったら…
頻回な嘔吐や下痢がある、食事・水分の摂取が困難である、発熱や発疹といった副作用症状があった場合には、病院までご連絡いただくか、抗がん剤治療をしている診療科を受診して下さい。
咳や発熱があり「風邪かな?」と思っても、抗がん剤による副作用の可能性がありますので、ご自身で判断せず、まずは抗がん剤治療をしている診療科へご相談下さい。
食欲不振、口内炎や味覚障害に対して、管理栄養士よりレシピの提案や栄養補助食品のご案内なども対応しております。食事や副作用でお困りの方はお気軽にご相談下さい。
その他、緊急性を要するような副作用症状があった場合には、昼夜を問わず病院までご連絡下さい。
登録レジメン
服薬情報提供書(トレーシングレポート)
保険薬局にて即時性は低いものの「処方医師への情報提供が望ましい」と判断された内容がございましたら、
FAXにてご連絡をお願い致します。
FAX:049-243-9485
実績
2022年度