入院のご案内
産科外来(妊婦健診)
診療内容
妊娠は病気ではないと考えられがちですが、妊娠によって見つかる病気や、妊娠によって悪化する病気、異常妊娠などさまざまな治療を必要とする場合があります。「妊娠かな」と思ったらすぐに近くの病院を受診しましょう。
赤心堂病院産婦人科では妊婦健診のほとんどを医師が担当し、超音波による診察を毎回実施しております。また妊娠初期と妊娠後期に助産師外来を設けております。助産師外来では、保健指導をメインとし、超音波検査も行います。保健指導では妊娠生活の改善および栄養指導、乳房の状態チェックおよび授乳準備、妊娠における悩みの相談などを行います。当院出産の患者さんには妊娠30週前後に「バースプラン」を記入していただいております。そのバースプランの内容については、助産師外来において患者さんと助産師でよく話し合い、どのようなお産にしたいか・どんなことができるのかなど、具体的に事前に相談することができます。
当院は分娩数の制限は基本的には行っておりません。したがって分娩予約をお断りすることは原則的にありません。当院分娩希望の方は分娩予約を34週までに必ず行ってください。
診療時間
- ※土曜日の午前中は妊婦さんのみを対象とした完全予約制の産科外来となっているため、一般の診察は休診となります。
- ※紹介患者さんは午前中にお越しください。
- ※診療は24時間受け付けております。上記の外来受付時間以外の時間は、時間外診療となります。救急患者さんは必ず電話連絡の上、受診してください。(代表:049-242-1181)
- ※陣痛・破水など、10ヶ月の妊婦さんの時間外診療受付は産婦人科病棟(049-243-9512)です。
妊婦健診費用
妊婦健診は基本的にはすべて自費の診察料金となります。母子手帳を発行してもらう際に、母子手帳とともに受け取る「公費券(助成券)」を利用することで、毎回の診察料が半分~無料になります。また、妊婦健診の際でも病気による保険診療の際は医療保険にての清算となります。わからないときは気軽に聞いてください。
「出産育児一時金等の医療機関等への直接支払制度」とは
これまでは、出産時に出産費用を医療機関に支払った後に、妊婦さんが加入している医療保険保険者より出産育児一時金が支給されるため、出産時に支払う入院費用を事前に準備しなければなりませんでした。
この制度を利用すると、出産育児一時金(50万円が限度となります)を被保険者に代わって医療機関等が受け取ることになるため、入院費用のすべてを事前に用意する必要がなくなります。ただし出産費用が50万円を超えた場合は、
超過分だけ自己負担となり、下回った場合は差額分を被保険者が受け取ることになります
●帝王切開などの保険診療を行った場合3割の窓口負担をいただきますが、一時金をこの3割負担のお支払いにも当てさせていただきます。
直接支払制度の対象者
平成21年10月1日以降の出産に係る出産育児一時金の受給権を有する被保険者等。
分娩予約方法
- 1, 直接支払制度を利用される方
- 妊娠20~23週までに5万円の分娩予約金とともに必要書類(直接支払制度申し込み、分娩申し込み書と産科医療保障制度の登録証)を1階会計窓口(6)に提出。
- 2, 直接支払制度を利用しない方
- 妊娠20~23週までに55万円の分娩予約金とともに、必要書類(分娩申込書と産科医療保障制度の登録証)を1階会計窓口(6)に提出。
フロー図
産科医療補償制度
当院は、厚生労働省の産科医療補償制度に加入しております。
(厚生労働省『産科医療補償制度について』)>
